英時間9日、英王室がエリザベス女王に代わってヘンリー王子とメーガン妃に対する声明を発表した。米時間7日に放送したオプラ・ウィンフリーによる夫妻へのインタビューで、メーガン妃が妊娠中に王室メンバーから人種差別的発言を受けたと告発していたが、女王は今回の問題を「非常に深刻に受け止めている」と述べ、家族で個人的に対処すると伝えている。
米国でヘンリー王子とメーガン妃への独占インタビューが放送された2日後、エリザベス女王が英王室を通じて声明を発表した。インタビューでメーガン妃は、アーチーくんを妊娠中に「生まれてくる赤ちゃんの肌の色」に懸念を示す声が王室内であがったことを明かした。この発言が世間に衝撃を与え、王室が人種差別をしたか否かで物議を醸すことになった。
バッキンガム宮殿が発表した声明によると「ヘンリー王子とメーガン妃にとって、この数年がどれほど困難なものであったかを知り、家族全員が悲しみに暮れています」と述べており、このように続けている。
「提起された問題、特に人種についてのものは考慮すべきことです。いくつかの記憶は異なるかも知れません。しかしそれらは非常に深刻に受け止められており、家族によって個人的に対処するつもりです。ヘンリー、メーガン、そしてアーチーはいつまでも愛される家族の一員であり続けます。」
今回の声明が発表される前の現地時間8日、