イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】メーガン妃「生きていたくない」ところまで追い詰められていた

実は公務に出席していたことを告白。それが2019年1月にロイヤル・アルバート・ホールで開催されたイベントだったことも明かした。

「(ヘンリー王子に)『君は行けないのではないか』と言われたことを覚えています。そして私はこう言いました。『ひとりきりにされてしまう訳にはいかない』と。」

ひとりきりにされてしまえば自分が何をしてしまうかわからない―そんなギリギリの精神状態で出かけたこの日の公務。ネット上には華やかなドレスから大きなお腹をのぞかせ、とびきりの笑顔を振りまく妃の姿がある。しかしインタビューの途中でスクリーンにある1枚の写真が映し出されると、妃はこの日の心境をリアルに伝える1枚だとして、次のように描写した。

「拡大できるか分かりませんが、私には彼の指の付け根が私の手をきつく握りしめているのが分かります。私達の指の節の部分が白くなっているのが分かりますよね。これは表向きでは笑顔で公務をこなしながら、内心では私達が必死に互いの存在にしがみつき合っていたためです。」

この日はスポットライトが当たっている間はカメラに向かい笑顔を見せるも、それ以外の時間はコンサートホールのロイヤルボックスで咽び泣いていた―とも明かしている。ちなみにヘンリー王子は、愛する妻がこのような精神状態だったことを親しい友人に相談することはあったが家族には明かさなかったそうで、その理由を

「私の家族は“これはそういうもの”、“これはそうあるべき”、“変えることはできない”、“皆が通ってきた道だから”というメンタリティーの人達ですから。」

と諦めモードで語っていた。そしてメーガン妃は今回のインタビューで、あえてこの話題に触れた理由を次のように説明した。

「見えないところでその人が何を抱えているかは、周りには本当に分からないものだということ。そしてたとえ誰かがとびきりの笑顔を見せ、眩しい光を照らしているように見えたとしても、実際は何かが起こっているのかもしれないという共感の気持ちを持つことが本当に大切だと思うのです。」

ヘンリー王子との交際が明るみになった2016年以来、“Megexit”、“Me-Gain”、“the Duchess of Difficult”などメディアから散々意地悪なニックネームをつけられてタブロイドの標的となってきたメーガン妃が、このタイミングで過去に自殺願望があったことを明かすのには相当な勇気がいったはずだが、今回の発言がさらなる波紋を巻き起こすことは間違いないだろう。

画像は『O, The Oprah Magazine 2021年3月5日付Instagram「In a newly released clip, @oprah recalls asking Meghan Markle for an interview before her wedding」』『Duke and Duchess of Cambridge 2019年1月16日付Instagram「This evening The Duke and Duchess of Sussex attended the premiere of @Cirquedusoleil’s Totem」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

夫に自殺願望を打ち明けた後、公務に出席したメーガン妃(画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2019年1月16日付Instagram「This evening The Duke and Duchess of Sussex attended the premiere of @Cirquedusoleil’s Totem」』のスクリーンショット)

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