タイ、バンコク郊外のマーケットで飼われている3歳のオスザルは超肥満だ。マカク属サルの平均体重が8~10キロと言われる中、このサルは20キロを優に超えており「このままでは命に関わるのでは?」と心配する声があがっている。『LADbible』『Daily Star』などが伝えた。
タイのバンコク郊外にあるミンブリーのマーケットには、“ゴジラ(Godzilla)”という名のメタボなサルがいる。ゴジラは幼くして前の飼い主に捨てられて保護され、マーケットで屋台を経営するマノップさん(Manop)が引き取って育ててきた。
マノップさんは「家でゴジラを留守番させるとストレスが溜まるため、屋台に連れてきて面倒を見るようになったのです。ただそのことがゴジラの体重増加につながってしまいました」と溜息交じりに語ると、こう続けた。
「ゴジラは小さい頃から、屋台にやって来る人たちに餌をもらってきました。そのため野生のサルのように自分で餌を探すことができません。毎朝運動はさせているものの体重は一向に減らず、そのうち体重をコントロールすることができなくなってしまったのです。」
そんなゴジラの屋台での様子は動画に捉えられており、お気に入りの男性にマッサージをしてもらったり、与えられた水のボトルをかじったりしているのが見て取れる。ただゴジラの身体は紐で繋がれ、動くことができる範囲は限られている。また三段腹が邪魔になり、座っているだけでも苦しそうだ。
マノップさんによると、甘やかされて育ったゴジラは好き嫌いがはっきりしているそうで、