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writer : ac

【海外発!Breaking News】怪我をした野良犬、「診察して!」と言わんばかりに動物病院に現る(ブラジル)<動画あり>

ブラジルの動物クリニックに今月初旬、1頭の野良犬がふらりとやってきた。犬は足に怪我をしており、まるで診察をお願いするかのように入り口に座り込んだという。『G1』『Metro』などが伝えている。

ブラジル北東部ジュアゼイロ・ド・ノルテの動物クリニックに今月6日、1頭の黒い犬が足を引きずってやってきた。中型のその犬は足に怪我をしており、開け放しになっていた入り口で辺りを見回すと尻尾を振り、静かに中に入ってきた。

その様子は動画に捉えられており、犬はカウンターにいた2人のスタッフを見つめると、左前足を投げ出すようにしてその場に座りこんだ。

クリニックの入り口に座り込む犬(画像は『G1 2021年3月9日付「Cão ferido entra sozinho em clínica veterinária e recebe tratamento no interior do Ceará; vídeo」』のスクリーンショット)

この時カウンター越しに座っていたのは獣医のディジー・シルヴァさん(Dayse Silva)で、飼い主を伴わずにやってきた患者に気付いて近づいた。

ディジーさんは「その犬はしばらくの間、すぐ外の木の下にいたようですが、クリニックに入ってきたので驚きました。よく見ると足には釘が刺さっており、まるで『診察してくれよ』と言わんばかりでした。また陰茎付近から出血しているのが分かりました」と当時を振り返り、こう続けた。

「治療が必要と判断し、奥の部屋で詳しい検査をしたところ、思ったよりも深刻な状態であることが分かりました。その犬は陰茎部に感染性の腫瘍があり、化学療法などの治療が必要でした。可移植性性器腫瘍(CTVT)といって野良犬にはよくあることですが、最低でも30日間はクリニックで預かることに決めました。」

実はディジーさん、

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