エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】佐藤二朗「日本のソン・ガンホ」に違和感 日本の~と言われる前に「逆のことを起こしたい」

2020年1月にTwitter上で『パラサイト 半地下の家族』の快進撃を受けて「俺は、前から佐藤二朗は『日本のソン・ガンホ』になって然るべきと思っている…ヤクザから足を洗おうとする男の役とかピッタリだと思う。遠藤憲一とは逆パターンで、超シリアスな演技を観てみたいな」と評す声があった。佐藤はそれをリツイートして「こういう意見は本当に力になる。そして『応えたい』と思う」と身を引き締めていたものである。

その後、佐藤二朗が監督・原作・脚本・出演を務め山田孝之主演による映画『はるヲうるひと』(2021年6月4日公開)が昨年11月に韓国で開催された『第2回江陵国際映画祭』で最優秀脚本賞を受賞した際、佐藤本人は「役者界隈の賞で頂いた唯一の賞がNG大賞のみの僕が、まさか異国の地で最優秀脚本賞を頂けるとは思いもよらなかった」とコメントしていた。このたびのツイートでは、受賞した時に「やっぱ韓国の映画界スゲエな」と実感したことを振り返った。

最近、複数のスタッフから褒め言葉で「二朗さんは日本のソン・ガンホですね」と言われて佐藤は一抹の寂しさを拭えないというが、「やっぱ韓国の映画界スゲエな」との思いがよぎってそのように感じるのかもしれない。「日本の○○と言われる前に逆のことを起こしたい、そんな夢のような事を真剣に考える」と胸のうちを明かす佐藤のツイートに、フォロワーから「佐藤二朗は誰かの類似タレントなどありえません! 唯一無二の俳優さんです!!」、「誇りを持って取り組んでいるのが伝わってます。『いつか、きっと』信じています」、「世界に『日本の映画と言えば佐藤二朗あり』と言われるようになったら…」、「夢を夢で終わらせないで実現してください!! 『世界の佐藤二朗』になりますように♪」といった激励の声が寄せられている。

画像2枚目は『【公式】映画「はるヲうるひと」 2020年12月10日付Instagram「映画「はるヲうるひと」2021年6月全国公開決定」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

佐藤二朗監督・原作・脚本・出演による映画『はるヲうるひと』(画像は『【公式】映画「はるヲうるひと」 2020年12月10日付Instagram「映画「はるヲうるひと」2021年6月全国公開決定」』のスクリーンショット)

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