煌びやかな照明にまばゆいゴールドのメイズ、圧巻のダンサー達、そしてゴージャスな花火など盛りだくさんの演出で視聴者を魅了した。
『House of Balloons』『The Hills』といった懐かしのナンバーに加え、『Starboy』『I Feel It Coming』『Can’t Feel My Face』『Earned It』などの代表曲、そして『Save Your Tears』『Blinding Lights』と最近のヒット曲を織り交ぜた8曲を披露。ラスベガスを彷彿させるバックドロップや赤いジャケット&黒のグローブ姿、そして顔を包帯でぐるぐる巻きにしたダンサーなどアルバム『アフター・アワーズ』の世界観を随所にちりばめたステージを繰り広げた。
終盤の『Blinding Lights』では大勢のダンサー達が巨大なフットボールフィールドを占拠、包帯姿の不気味な様相とロボットのような精密なダンスで観客や視聴者を釘付けにすると同時に、「マスク着用」「ソーシャルディスタンス」といったガイドラインを念頭に入れた演出でザ・ウィークエンドを盛り上げた。
ゲストアーティストの出演もなく、至近距離で盛り上げる熱狂ファンの存在もなかった今年のハーフタイムショー。そんな状況下で果敢に挑んだザ・ウィークエンドには、
「文句無しのステージ」
「圧巻のパフォーマンスに脱帽!」
「ここ数年で間違いなく一番のハーフタイムショー」
などネット上に多数の称賛コメントが寄せられた。またゴールドのミラーメイズの中で自身を撮影したクローズアップ写真や、包帯姿のダンサー達にもまれる姿をイジるミームがネット上に大量発生し、この日はあちこちでザ・ウィークエンドの“ミーム祭り”が繰り広げられる騒ぎとなった。
見る者の好みにより毎年賛否が大きく分かれるハーフタイムショーだが、パンデミックによる様々な制約の中、14分間のステージをやり遂げたザ・ウィークエンドには、多数のセレブをはじめメディアからも概ね高評価が寄せられている。
画像は『The Weeknd 2021年2月4日付Instagram、2021年2月8日付Instagram、2021年2月7日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)