大きな木が天井を破り、ベッドに突き刺さった衝撃の写真がアメリカより届いた。当時ベッドで就寝中だった女性は、奇跡的に腕と脇腹の間に木が突き刺さり、軽いケガをしたものの命に別状はなかったという。『KREM.com』のインタビューに応じた女性の息子は「少しでも位置がずれていたら、母の命はなかったかもしれない」と語っている。
米ワシントン州スポーケンのサウス・ヒルで今月13日午前6時頃、民家に木が突き刺さり負傷者が出たと消防署に通報があった。当時のスポーケンは激しい暴風雨に見舞われており、2人の死者を出し、130以上の倒木が確認されるなど大きな被害を受けていた。
現場に駆けつけた消防署長のブライアン・シェーファーさん(Brian Schaeffer)は「木は幹の部分から折れてしまい、屋根の上に倒れていました」と現場の様子を明かしている。
民家に倒れた木は屋根を突き破り、室内にまで達していた。そこは寝室で夫婦がベッドに並んで就寝していたという。
当時、下の階にいたという息子のイーライさん(Eli)は『KREM.com』のインタビューでこのように語っている。
「最初はドレッサーのような家具が倒れた音だと思ったんです。急いで上の階に向かうとそこには木があって、母に突き刺さっているんじゃないかと思いました。」
父親はギリギリで木を避けられたが、