どこか憎めない“おバカキャラ”が人気の元祖“お騒がせお嬢様セレブ”で知られるパリス・ヒルトン。いつも元気いっぱいのパリスだが、このほどInstagramで公開した動画には、普段とは似ても似つかない暗澹とした表情を浮かべていた。まるで魂を吸い取られてしまったかのようなその姿は、当時「囚人になったような気分」で過ごしていたユタ州の全寮制学校からニューヨークに戻って間もない18歳の時のものだという。
昨年9月に自身のYouTubeチャンネルでドキュメンタリー『This Is Paris』を配信し、1990年代後半にユタ州の全寮制学校「Provo Canyon School」で受けた虐待経験を赤裸々に語ったパリス・ヒルトン(39)。同校では叩く、押さえつけるといった暴力に加え、一日じゅう大声で怒鳴られたり、人格を否定するような言葉を浴びせられるといった精神的拷問が絶え間なく続き、パリスは次第に心を蝕まれ、この壮絶な経験は彼女の心に深い傷跡を残した。
同校ではパニック発作を発症したり、「囚人になったような気分」で毎日を過ごしていたと語っていたパリスが、このほどそんな当時の状況を物語るショッキングな姿をInstagramに公開した。
「この写真は私が18歳の時に撮影されたもの。『Provo Canyon School』での恐ろしい経験を終えて自宅に戻った頃ね。目には苦悩が浮かんでいるのが分かるわ。(この学校での経験が)あまりにひどいトラウマになっていたから、私はあえて何事もなかったかのように振舞って、あのおぞましい記憶をブロックしようとしていた。」
そう綴られたメッセージとともに公開された写真には、