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writer : ac

【海外発!Breaking News】火事に気付いた飼い猫、一家を救い自ら犠牲に 家族は「まだ迎えて1か月だった」(米)

母シャーロット・レイリーさん(Charlotte Reilly)は「あの子は落ち着いていたわ。私なんかよりもずっとね…」とパニックの中でもキャシディちゃんが冷静に対処していたことを明かしている。

またシャーロットさんは亡くなったセージについて「1か月前に我が家にやってきたばかりのメス猫で、週末に埋葬されました。こんな結果になってしまいましたが、今は『セージとたった1か月だけでも一緒に過ごせて良かった』と思うようにしています。セージはこれからは私たちの“ヒーロー”としてずっと心の中に生き続けるでしょう」と複雑な心境を吐露した。

なお消火にあたったフープル消防署(Hoople Fire Department)は火事から数日後、キャシディちゃんの落ち着いた行動や勇敢さを称えるとともに、セージの名前入りの消防隊のヘルメットを寄贈し、次のようなメッセージ付きのカードを送った。

「セージは私たち消防隊の一員です。家族を救った友人でありヒーローであるセージを、決して忘れないでください。」

消防隊から贈られたヘルメットをかぶり、カードを読むキャシディちゃんと弟(画像は『INFORUM 2021年1月28日付「10-year-old girl, kitten save Pembina County family from burning homes」』のスクリーンショット)

ちなみに2016年には米ペンシルベニア州で、火事を知らせ家主の女性に覆いかぶさって命を救った犬が、米メリーランド州でも同年、生後8か月の赤ちゃんを炎から守った犬がヒーローとして称えられた。

画像は『INFORUM 2021年1月28日付「10-year-old girl, kitten save Pembina County family from burning home」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

セージを埋葬するキャシディちゃんと弟(画像は『INFORUM 2021年1月28日付「10-year-old girl, kitten save Pembina County family from burning homes」』のスクリーンショット)

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