海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】クリスマスツリーに登り寛ぐコアラ 帰宅した住民も仰天「ぬいぐるみかと思った」(豪)<動画あり>

テイラーさんは「クリスマスツリーは本物の木ではなくフェイクの物でしたが、コアラは葉っぱを食べようとしていました。でもプラスチックの葉っぱだと分かったみたいで、途中から食べるのをやめていました」と明かした。

アマンダさんも「最初はテイラーがコアラのぬいぐるみを飾ったのかと思いましたが、まさか本物だったなんて衝撃的でしたよ。開いていたドアから入ってきてしまったのかもしれないですね」と振り返っている。

アマンダさんは、すぐにコアラの保護活動を行う慈善団体「Adelaide and Hills Koala Rescue」に連絡した。同団体の共同設立者の1人であるディー・ハーン・ヘロンさん(Dee Hearne-Hellon)は「最初は信じられなくて、いたずら電話かと思ってしまいました」と珍しい事態に驚いたという。

スタッフが到着すると、ゆっくりとクリスマスツリーから引き離しケージに入れて外に連れ出した。その様子を捉えた動画にはスタッフが毛布でコアラを包み、ツリーから離そうとする場面が映っている。クリスマスツリーの居心地が良かったのだろうか、コアラが低い声で唸っている音も聞こえる。

テイラーさんに“ダフネ(Daphne)”と名付けられたこのコアラは、3~4歳の若いメスだったそうだ。ディーさんはダフネが民家に侵入した理由を「今の時期だとまだそれほど暑くないので、日陰を探してやって来たとは思えません。コアラは好奇心旺盛で、興味があるものを見つけて『近くで見てみたい』と思ったのかもしれません」と推測している。

ダフネは外に連れ出されると、近くの茂みに生えていた木にかえされた。アマンダさんは「今回のことは忘れられない経験ですね。今でもダフネがまた近くまで来ていないか探しています」と話している。

画像は『ABC News 2020年12月3日付「Adelaide family returns home to find koala perched on Christmas tree in lounge room」(Supplied: Amanda McCormick)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

コアラも途中で「フェイクの木」と気づいたもよう(画像は『ABC News 2020年12月3日付「Adelaide family returns home to find koala perched on Christmas tree in lounge room」(Supplied: Amanda McCormick)』のスクリーンショット)

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