海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】卵巣がんと偽り620万円の寄付を受け取った女、ギャンブルなど派手に散財(英)

友人だった婦人科医のニコラス・ハンフリー・モリス氏(Nicholas Humphrey Morris)に責任転嫁しようとして「彼が卵巣がんと診断した」と訴えた。

しかしモリス氏は「ニコルの方から卵巣がんだと打ち明けられ、寄付も募っている最中だと言われた」としてニコルの主張を否定し、次のように語った。

「これまでにニコルを患者として診察したことはありませんでした。また私が働く病院やクリニックで、彼女と会うことや診察することもありませんでした。」

検察官のベン・アーウィン氏(Ben Irwin)は、「GoFundMe」に投稿されたニコルのがんを装った写真は彼女がかつて胆のうの摘出手術をした時に撮影されたものだとし、偽の写真で人々の同情を買ったと指摘している。

またニコルは寄付金を手に入れた数時間後に、イングランドプロサッカーリーグ試合のチケットを約3592ポンド(約50万円)分購入していた。そのほかにも海外旅行や高級レストランでの食事、ギャンブルに使っていたようだ。

アーウィン氏は今回の裁判で、陪審員に向かって「まあ率直に言えば、これら全てが嘘だったことになります」と訴えたという。

『Kent Online』では、今後ニコルは弁護士を通じて「自分は本当に卵巣がんだと信じ込んでいた」と主張するつもりではないかと伝えている。この裁判は引き続き、カンタベリー刑事裁判所で行われる予定だ。

画像は『The Sun 2020年11月10日付「CANCER ‘FAKER’ Mum ‘faked ovarian cancer to splurge £45,000 GoFundMe donations on Spurs tickets and lavish lifestyle’」(Credit: SWNS:South West News Service)(Credit: INS News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

寄付金を手に入れ、派手に使っていたニコル(画像は『The Sun 2020年11月10日付「CANCER ‘FAKER’ Mum ‘faked ovarian cancer to splurge £45,000 GoFundMe donations on Spurs tickets and lavish lifestyle’」(Credit: INS News)』のスクリーンショット)

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