パンデミックの中、今年もハロウィンの「トリック・オア・トリート」で近所でお菓子をもらう子供達がいたようだが、このほどアメリカで小児がんを患っている女児の家に、お菓子を求めてやってくるはずの子供達からたくさんのお菓子が届けられた。『Metro』『InspireMore.com』などが伝えている。
米ジョージア州アトランタに住むコートニー・トーマスさん(Courtney Thomas)が10月31日、ハロウィンの日に起きた心温まる瞬間を捉えた写真をFacebookに投稿したところ注目が集まった。写真には、コートニーさん宅の庭にたくさんのお菓子が積まれている様子が捉えられていた。
コートニーさんにはゾーイちゃん(Zoe)という3歳になる娘がいるが、今年2月に血液のがんとも言われる急性リンパ芽球性白血病と診断された。それ以来ゾーイちゃんは予断を許さない状態で過ごしてきた。
毎年ハロウィンの日に「トリック・オア・トリート」で近所の人からお菓子をもらっていたゾーイちゃんだったが、今年は出かけることはもちろんのこと、外部からのウイルス感染を防ぐためにお菓子をもらいにくる子供達が来ても玄関ドアを開けることができなかった。
ハロウィンの当日、コートニーさんは玄関前の庭に「ごめんなさい。キャンディーはありません。うちには小児がんの子供がいるの。来年また会いましょうね」と看板を立てた。
するとその後、