エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「幸せなのにツラい」と悩むLiSAを救った天海祐希、自身はブレない生き方で「今が一番楽しい」

返信があった。

それは「重ねていくということは1人の女性として 孤独を背負うということですけど 孤独でもその孤独を是非楽しんでください」という、まるでLiSAの気持ちを知っているかのような言葉だった。

相談をしたわけでもないのに天海祐希から届いた言葉で救われて「心強くなりました」というLiSA。今でもその言葉を大切にしており、自ら作詞を手掛けたヒット曲『紅蓮華』(2019年4月)には「心強くなれた」想いが活きているという。

『行列』では、当の天海祐希がVTR出演してLiSAに送った言葉の真意を話した。天海は「年を重ねていくと、若かった頃にできなかったこともできますが、できなくなっていくことも多い」と実感しているだけに、LiSAが当時30歳だったことから天海自身の経験と重ね「何を選んで何を捨てていくか、悩まれる時でもあるかな」と考えたという。

さらに天海は『行列』スタッフとの会話で、「孤独を楽しむことで自分ともっと友達になれることもある」、「私は落ち込むことがない。落ち込む時間がもったいない」、「悩みを相談することもない。年齢上がってくると悩みとかないから、いらないもんをボンボンボンって捨ててっちゃえばいい」と気持ちよいほど明快に答えていた。

映画『ミニオンズ』舞台挨拶での天海祐希、宮野真守、LiSA(2015年撮影)

折しも、21日に放送されたフジテレビ土曜プレミアム『まつもtoなかい~マッチングな夜~』にゲスト出演した天海祐希。トークのなかで「人生において手にできる可能性って若いうちはいっぱいあるけど、30代・40代・50代と狭まってきて、今は選ばなくていいことを手放しているのでものすごく楽。人生の中で今が一番楽しい、年々楽しくなる」と話しており、ブレのない生き方がうかがわれた。

ちなみに天海祐希と言えば、主演ドラマ『女王の教室』(2005年)や『BOSS』(2009年)、『緊急取調室』(2014年)、最近では『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(2020年)など強い女を演じるイメージが強く、エピソードにも天海祐希らしい男前な性格を感じさせるものが少なくない。

たとえば刑事ドラマ『BOSS』で共演したケンドーコバヤシによると、天海祐希がキャストたちに「母の日だから、みんなお母さんに電話するように」と話したので「ボスの指示」と受け止めたケンコバが実家に電話したところ母親が喜んだ。ケンコバが正直に天海祐希による指示だと明かすと、さらに大感激した母はそれ以来「拝むかのように」して天海のことを話すようになったという。

画像3枚目は『LiSA 2020年11月22日付Instagram「岐阜のヒーロー高橋尚子さんにお呼びいただき #行列のできる法律相談所 様に出演しました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

LiSA「高橋尚子さんのお父様は私の通っていた小学校の校長先生でした」(画像は『LiSA 2020年11月22日付Instagram「岐阜のヒーロー高橋尚子さんにお呼びいただき #行列のできる法律相談所 様に出演しました。」』のスクリーンショット)

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