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ロシアのある都市でこのほど突然、川が真っ赤に変色した。あまりに人工的で毒々しい赤色に野生のカモも近寄らないという。原因は地元企業が排出した物質と推測されているが、物質の詳細などは明らかになっていないという。『The Sun』『LADbible』などが伝えた。
ロシアのシベリア連邦管区にあるケメロヴォ市内には、トム川とIskitimka川の2本の川が流れている。Iskitimka川が真っ赤に変色していると話題になり、その画像や動画がSNS上で拡散された。
写真を見ると明らかに何らかの物質で汚染されたような毒々しい色合いをしている。地元住民のアンドリュー・ジャーマンさん(Andrey German)は「川にカモは1匹もいませんよ。みんな川の土手に留まっています」と明かしており、普段川を泳いでいるカモたちも野生の勘が働くのか川を泳ごうとしないという。
他の住人は「ビートルートで作ったボルシチみたいに真っ赤だよ。とはいっても毒があるのだろうけどね」「こんなの川じゃないわ。クランベリーのグミみたいよ」とコメントしている。
この現象はIskitimka川だけに収まらず、