ヘンリー王子夫妻が、英国の住居フロッグモア・コテージを王子の従妹にあたるユージェニー王女と夫ジャック・ブルックスバンク氏に明け渡していたことが分かった。この計画はヘンリー王子夫妻とユージェニー王女夫妻の間で私的に行われ、事前にエリザベス女王ら王室メンバーには相談されなかったという。現在妊娠中のユージェニー王女は、夫のブルックスバンク氏と共に2週間ほど前にコテージに引っ越している。『The Sun』などが伝えた。
2018年にロイヤルウエディングを執り行ったヘンリー王子(36)とメーガン妃(39)は、2019年春にウィンザーにあるフロッグモア・コテージに移り住んだ。邸宅はエリザベス女王から贈られたもので、イギリス指定建造物2級(グレードII)に指定された建物だ。夫妻は王室助成金から3億円超の費用をつぎ込み邸宅を改築したものの王室から離脱、今年夏に米サンタ・バーバラで15億円超の豪邸を購入し新生活をスタートした。そして9月には、フロッグモア・コテージ改築費用を全額返納したと報じられた。
『The Sun』によると、邸宅の明け渡しについての話し合いはヘンリー王子夫妻とユージェニー王女夫妻の4人だけでプライベートに行われ、上級王室メンバーには相談しなかったという。来年に出産を控えているユージェニー王女(30)と夫のジャック・ブルックスバンク氏(34)は2週間ほど前にフロッグモア・コテージに引っ越したそうだ。
情報筋は邸宅内からヘンリー王子夫妻のものとみられる所有物や家具などが運び出される様子を目撃したとして、