米歌手ブリトニー・スピアーズ(38)が父親を恐れており、もし自分のキャリアを父親が管理するならパフォーマンスは二度と行わないことを裁判所で弁護人が伝えた。ブリトニーは精神的に不安定となり、2008年に父親が後見人としてブリトニーのキャリアや財産、私生活などを管理してきた。父親は現在、資産管理会社と共同でブリトニーの財産を管理している。ブリトニーは父親を後見人から外すように求めたが、裁判所は証拠不十分として認めなかった。
ブリトニー・スピアーズは、後見人として自身のキャリアや私生活を管理する父親ジェイミー・スピアーズさんの支配から逃れるため、ジェイミーさんが持つ決定権を剥奪するようにロサンゼルスの裁判所に求めていた。
ブリトニーは2007年に頭を突如丸刈りにしたり、カメラマンを攻撃したり、2人の子供達の親権を巡って警察官と対立するなどの問題を起こした。2008年にはジェイミーさんが後見人となり、ブリトニーの法的決断や管理を行ってきたのである。
ジェイミーさんは裁判所が任命した管理人として、ブリトニーの財務状況やキャリアの動きから、誰が彼女を訪問できるのかといった私生活の決定権までも渡されていた。しかしジェイミーさんは2019年に体調を崩した後ブリトニーの後見人を降り、ケアマネージャーのジョディ・モントゴメリーさんが一時的にジェイミーさんの代理となった。ただブリトニーの財産管理においては、引き続きジェイミーさんが後見人として資産管理会社と管理している。ブリトニーは、体調が回復したジェイミーさんが私生活の監視を含む後見人になることに強く反対しており、裁判へと持ち込むことになった。ブリトニーは2019年1月にジェイミーさんの健康上の理由から活動休止を発表し、現在も休止状態にある。
ブリトニーの弁護士サミュエル・D・インガム氏は現地時間10日、法廷で「ブリトニーは父親を恐れている」と述べた上で「父親が彼女のキャリアを管理する間、パフォーマンスを行うことはありません」と伝えた。さらにブリトニーとジェイミーさんがお互いに歩み寄る姿勢が全くないことから、