ジョー・バイデン次期大統領に世界中が期待を寄せるなか、依然として敗北演説を拒否しているドナルド・トランプ大統領。最初の妻イヴァナさんは、そんなトランプ氏の姿に「これから必死になって闘おうとするはず」「早く終わってほしい」と本音を漏らした。
中欧チェコスロバキア・ゴットヴァルドフ(現在のチェコ共和国・ズリーン)出身で毛皮モデルなどとして活躍したバツイチのイヴァナさんが、ドナルド・トランプ氏の最初の妻となったのは1977年のこと。イヴァナさんはトランプ氏との間に長女イヴァンカ、長男ドナルドJr. 、次男エリックと3人の子供をもうけニューヨークの上流社会でセレブ生活を謳歌、トランプ氏のビジネスをサポートする傍ら自身も実業家として活躍した。
トランプ氏とは1992年に離婚、調停で2000万ドル(約21億円)という莫大な金額を手にし、のちに自身の経験を元に離婚女性向けの啓発本を執筆するなどの“やり手ぶり”が話題を集めた。その後もイタリア出身の実業家や23歳も年の離れた俳優と再婚、離婚を繰り返すなど波瀾万丈な人生を送っているイヴァナさんは、時折テレビ出演やインタビューに応じて元気な姿を見せている。2017年にはあるインタビューのなかで「私がトランプのファーストワイフ(一番目の妻)」「だから私がファーストレディーのようなもの」などと冗談交じりに語り、メラニア夫人の怒りを買った―と報じられた。
そんな何かと話題を振りまいてきたイヴァナさんが、このほど『People.com』の取材に応じ、今回の選挙戦における元夫の往生際の悪さについて本音を漏らしている。
「彼は“よき敗者”ではないわね。負けるのが嫌いな人だから、これから必死になって闘おうとするはずよ。」
バイデン氏の勝利が報じられてから早3日が経過しているが、トランプ大統領は「これは盗まれた選挙だ」などと主張し続け、