イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】故ホイットニー・ヒューストンがロックの殿堂入り 記念式典でアリシア・キーズが“亡き姉”への愛を伝える

そのように回想したアリシア。そして2人の友情がそこから始まったこと、実の姉妹のように意気投合したことなどを明かすとともに、アリシアがプロデュースを手掛けた楽曲『Million Dollar Bill』の制作現場では終始笑いが絶えず、制作作業が終わらないかもと心配するほどだったことなどをスピーチした。

2008年のパーティーで憧れのホイットニーと初対面したアリシア(中央はクライヴ・デイヴィス)

『Million Dollar Bill』が収録されたアルバム『I Look to You』は2009年にリリースされたが、皮肉なことにホイットニーにとってはこれが遺作となってしまった。

「あれがホイットニーの最後のアルバムになってしまったこと、そして彼女がもうこの世にいないことを私は今でも信じられません。」

残酷な現実にそう言及したアリシアだったが、

「ホイットニーは唯一無二の存在です。彼女のような人間はどこにもいないし、これからも現れることはありません。」
「私は彼女と語り合った日々、そばで過ごした時間の1つ1つを大切にし、彼女を愛します。」

とホイットニーへの変わらぬ尊敬の念と愛情を言葉にした。

なおこのたびのホイットニーの殿堂入りを受け、栄えあるトロフィーは母シシーさんと義姉でマネージャーだったパット・ヒューストンさんが受け取っている。パットさんは受賞スピーチのなかで、ホイットニーが生前「ロックの殿堂入りを切望していた」ことを明かしたほか、シシーさんも次のように語り受賞の喜びをかみしめた。

「ホイットニーがロックの殿堂入りを果たしたことを、本当に心から誇りに思います。」
「とにかく何かを成し遂げたい、娘はそう願っていました。そして彼女はそれに懸命に向かい合っていたのです。」

(TechinsightJapan編集部 c.emma)

ホイットニーへの愛溢れるスピーチを披露したアリシア・キーズ

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