「タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニター調べ)のブレイクタレント部門で第2位になってから“バラエティの女王”と呼ばれるまでに成長した。ついに2015年には、どれほど複数の番組に出演したかという「テレビ番組出演“タイトル”本数ランキング」(ニホンモニター調べ)で1位を獲得する。番組制作側が自分に何を求めているのかを感知する能力に長けており、本番では女芸人顔負けのリアクションで笑いを取る鈴木は同業者からも高い評価を受けていた。
東野幸治もその一人で、2015年6月放送のテレビ朝日系『アメトーーク!』の企画「芸人ドラフト会議」で、もし自分の冠番組の出演者を自由に選べるのならひな壇ゲストに鈴木奈々を呼ぶと話していたほど、彼女を評価していた。しかし9月30日に配信されたYouTube「東野幸治の幻ラジオ」で「鈴木奈々ちゃんコロナに入ってから見なくなりましたね、あんだけ忙しかったのに」「いやぁ、怖いですね」と心配していたのだ。
確かに鈴木本人も7月放送の日本テレビ系『浜ちゃんが!』で「藤田ニコルちゃんとか、みちょぱちゃんとか、あとゆきぽよちゃんとかが、どんどんどんどん新しい子たちが出てきて、仕事が本当激減して悩んでいる」と切実に訴えていたように、今年はバラエティ番組で鈴木奈々の姿を見る機会が減っている。しかし今回のように、場の空気を読んで躊躇なく泥に飛び込める彼女は、まだまだお笑いの世界で必要とされる人材だろう。
画像2、3枚目は『鈴木奈々 2020年10月8日付Instagram「写真はカレンちゃんとです」、2020年10月9日付Instagram「昨日放送だった、ロンハーの運動会で泥だらけ」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)