ロシアで子守をしていた1歳半の男児を虐待、監禁したとして25歳の女が逮捕された。自らも3児の母親である女はこの男児の母親(20)から「親友」として信頼を得たうえで同居を提案。男児の母親を働きに行かせている間に虐待を繰り返していたとみられている。『The Sun』『Varlamov.ru』などが伝えた。
先月9月11日にロシアの複数のメディアが、ある女性(20)の「親友」と称して、女性の1歳半になる男児の子守をしていた女(25)が起こした許されざる虐待事件を報じた。
虐待を受けていたのは、オムスク州にある村に住むエフゲニア・ケブルスカヤさん(Yevgeniya Kabelskaya、20)の息子マクシム君(Maksim)だった。
地元メディアによると、エフゲニアさんは今年3月に夫を亡くした後、親友のグルミア・ルカノワ(Gulmira Lukyanova、25)の自宅に住まわせてもらうこととなり、経済的にも負担が少なくなると考えたエフゲニアさんはグルミアが住む隣村のコヤンバイに引っ越した。
当時のグルミアは妊娠していたが、夫はおらず3人の子供達と暮らしていた。彼女はエフゲニアさんが引っ越してくると、マクシム君の世話は自分が引き受けると申し出て、働きに出るよう勧めた。それからというものエフゲニアさんは仕事をしながら家事全般をこなし、全員の食費などは自分が働いた分から補っていた。
そんな生活が数か月ほど続いたある日のこと、エフゲニアさんはグルミアから「(マクシム君が)家財を壊したため修理に2万ルーブル(約2万7500円)かかる」と言われ、その分を働いて返すようにと迫られた。そして同時に、