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writer : maki

【エンタがビタミン♪】キンコン西野、ひな壇に出るのを辞めた理由の1つはテレビの変化に関係「ある時、スマホが現れた」

今度は「ひな壇」に大人数が並ぶと表情が分かりづらい。テレビ番組を巡る環境が変化するなか、さらに今年に入って新型コロナウイルスの影響でタレントがリモートで出演したり、スタジオで撮影する場合もソーシャルディスタンスを保てる人数に制限されて「ひな壇」形式はさらに少なくなった。

西野は「こうなってくると、求められるスキルは『大勢の中で前に出て行く力(瞬発力)』ではなくて、『一人で画面を持たせることができる力(持久力)』」であるという。「これから鍛えるべき筋肉はそこじゃないと判断した」とはそういうことであり、西野は「ひな壇に出るのを辞めた」もう1つの理由が間違いではなかったことを確信したのである。

「ひな壇に出ない」と宣言した頃は、「日本中からフルバッシングされ、同業者からも『ひな壇、出ろや!』と散々言われて好感度低い芸人1位になった」と明かす西野亮廣。時を経て冷静に理由を説明したうえで「違う意見」に対して「なるほど」と理解しようとする姿勢を持つことができず、「違う意見」を持つ相手さえも「嫌い」になってしまう思考はいかがなものかと持論を展開。「意見」と「人格」を切り分けて「違う意見」を持つ人の声にも耳を傾けられる状態にしておかないと、「選択肢が減って、時代に対応できなくなる」と警鐘をならした。

そんな西野亮廣はお笑い芸人の他に絵本作家やソロトークライブ、舞台の脚本を手掛けるなど幅広く活動し、まさに「持久力」を発揮して時代に対応している。絵本『えんとつ町のプペル』(2016年発売)はロングセラーを記録して2020年10月に累計50万部を突破。アニメ映画化されて12月には『映画 えんとつ町のプペル』が公開される。

画像2枚目は『NISHINO EHON 2020年10月16日付Instagram「映画『えんとつ町のプペル』のオンラインムビチケ(前売り券)の発売が開始しました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

キンコン西野の絵本をアニメ化した『映画 えんとつ町のプペル』(画像は『NISHINO EHON 2020年10月16日付Instagram「映画『えんとつ町のプペル』のオンラインムビチケ(前売り券)の発売が開始しました。」』のスクリーンショット)

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