米ニューヨークのトランプタワーに、アジア人と見られる男が16階からロープ1本でぶら下がっていると通報が入り、SWATなどの特殊部隊が出動し厳戒態勢が敷かれた。男はトランプ大統領との面会を要求しており、叶わなければロープを切って自殺すると訴えたという。『Daily Star』『Mirror』などが伝えた。
米ニューヨークにあるドナルド・トランプ大統領の住居としても使われているトランプタワーで今月18日、1本のロープを使ってぶら下がった男がいると通報が入った。現場に到着すると、男は「TRUMP TOWER」の文字の隣にぶら下がっていたという。
男は自称20歳代のアジア人で16階からぶら下がっており、手にはナイフを握っている。しかも男はFacebookのライブ動画でビルを登る様子を配信し、自身は「Black Lives Matter」の活動家であり、トランプ大統領との面会を要求すると記していた。「トランプ大統領、あなたは私のことをふざけていると思うかもしれないが、私は真剣です。あなたと話すことができないのならこのロープを切って自殺します」と宣言しており、強い姿勢を見せていた。
当時、現場にいた目撃者は「今まさにトランプタワーの壁面に彼はぶら下がっていて、タワーの上や隣の川にも警察官が配置されているわ。どうやって彼が登ったのかわからないけれど、1時間くらいはぶら下がっていると思う」と話している。
男は現地時間の午後5時15分からトランプタワーにぶら下がっており、