人気シンガーのデミ・ロヴァートが米時間10日、マシュメロとコラボした新曲をリリースした。「世界自殺予防デー」に合わせてリリースされた同曲は自殺願望や精神疾患を抱える人々へ向けたメッセージソングで、デミは自身のInstagramにもそんな人々を励ます長文メッセージを綴っている。
米時間10日、歌手デミ・ロヴァートが人気覆面DJマシュメロ(Marshmello)とコラボした新曲をリリースした。『OK Not To Be OK』というタイトルの同曲には「生きることを諦めないで」「時に落ち込んだり自分を恥じてしまってもいい」「大丈夫じゃなくても大丈夫」といった歌詞が並ぶ。
生き続けることへの希望が見出せなかったり、自ら命を絶つことを選ぼうとする人々に向けて「OK Not To Be OK(大丈夫じゃなくても大丈夫)」とのメッセージが込められた同曲は、「世界自殺予防デー」だった10日にリリースされた。自らも自殺願望を抱いたり、薬物の過剰摂取で生死をさまよった過去があるデミにとってこの日は決して軽んじることができず、Instagramに次のようにメッセージを綴っている。
「今日は『世界自殺予防デー』。私は若い頃から自殺願望や鬱症状と闘ってきたわ。でも自分自身と向き合い始めることで光を見出すことはできる―そう信じているから、私は今までメンタルヘルスへの認識を高めるための活動を続けてきたの。」
「自殺願望に屈することなんてない、私自身がそのいい見本よ。私ももがき苦しんだ日々がたくさんあったけど、もし今がそうなら、どうかみんなにはこの楽曲を心の拠り所にしてほしい。目の前に立ちはだかっている困難が何であれ、あなたはきっとそれを乗り越えられるから…私はいつでもあなたのためにここにいるし、あなたは一人ぼっちじゃないわ、あなたを愛しています。」
同曲でデミとコラボした人気覆面DJマシュメロも「自殺予防はメンタルヘルスに関する会話をすることから始まる」と記しており、