米人気歌手テイラー・スウィフト(30)は民主党支持を表明し、これまでドナルド・トランプ米大統領(74)に対して何度も非難の声をあげてきた。そんなテイラーが、このほどトランプ氏の独裁的な方針に異論を唱えた。
世論調査ではジョー・バイデン前副大統領のリードが伝えられているが、今年の大統領選にも前向きな姿勢を見せているドナルド・トランプ大統領。そんなトランプ大統領は、昨今の世界情勢から導入が広がりつつある郵便投票を巡り、民主党との攻防を続けている。米国郵政公社「USPS(United States Postal Service)」は多くのアメリカ人が郵便投票時に活用しているが、トランプ大統領は郵便投票について批判的な見解を示しており、USPSへの資金援助について反対する姿勢を見せている。大統領は「USPSは普通郵便投票に対応できる機能がない」「郵便投票では不正が生じる」という概念から、郵便投票システムを規制する意向を表しているが、多くの専門家達はこのトランプ大統領の主張に「自分の当選に有利になるよう操作しようとしている」と見ているようだ。同じくトランプ氏の陰謀に疑念を抱いたテイラー・スウィフトは現地時間15日、Twitterでこのように警告した。
「トランプ氏が講じる『USPS』の計画的解体が、この事実を明らかにしているわ。“彼は自分が大統領であることを世間が望んでいないって十分に理解している。”彼は露骨にもこの郵便投票システムを廃止するように仕向け、権力にしがみついてアメリカ国民の生活を脅かそうとしている。」