海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】多嚢胞性卵巣症候群で髭を持つ女性、剃るのを止めてから自分を愛せるように(米)

多様性という言葉が一般的に聞かれる昨今、アメリカで髭を生やした女性が人々に身体の違いを受け入れて欲しいと訴えている。彼女は女性として生まれ育ってきたものの、ホルモン値のバランスが崩れて髭が生えてくるようになってしまった。『Metro』などが伝えている。

米ニューヨーク在住のアルマ・トーレスさん(Alma Torres、27)の顎には男性のような髭が生えている。アルマさんは15歳の時に髭が生え始め、自分の症状に疑問を持ち医師を訪れたところ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断された。

PCOSは若い女性に見られ、卵巣内の男性ホルモンが正常値より多くなってしまう疾患である。髭が生えて毛深くなってしまう以外にも、月経の周期が35日以上空いたり、ニキビが増える、または肥満になりやすくなり、場合によっては不妊症を引き起こすこともあるという。

アルマさんは15歳で髭が生え始めたことにより、クラスメートから心無い言葉をかけられることもあったようだ。そして16歳の時に初めて髭を剃り、18歳でPCOSと診断された。当時のことをアルマさんは次のように語っている。

「髭は私の人生を変えてしまいました。16歳の時、プロム(卒業パーティ)の前に初めて髭を剃りました。それから8年間、私はなんとか髭を無くそうと努力してきたのです。」

アルマさんはワックス脱毛から脱色、さらにはレーザー脱毛まで試して髭を取り除こうとしたそうだ。しかしあらゆる方法を試みても、

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