漫才師の内海桂子さんが8月22日23時39分に多臓器不全のため97歳で永眠したことを28日、所属事務所のマセキ芸能社が公式サイトで発表した。プロフィールに「69年間の永きにわたり第一線にて活躍しており、その芸風も多様にて貴重な存在」、「最長老の芸能界よもやま話、三味線、踊りもやります!!」とあるように引退はしておらず、最後まで現役だった。内海さんが名誉会長を務める漫才協会に所属するお笑い芸人のねづっちが訃報を聞いて動画で追悼コメントを寄せた。
内海桂子さんは夫でマネージャーの成田常也さんが入力する役割で今年の4月14日までTwitterの更新を続けており、2019年12月17日には「病気知らずの私だったが流石97歳にもなると相当ガタがきていて…」と不安を感じていたところ、「近くに強力な先生がいらっしゃる事を知る」と夫婦でホッとしたことをつぶやいていた。
今年1月2日になると「正月早々さえない話。風呂から出ようとしたら全く立ち上れない」と体力の衰えを感じており、2月11日には「私はこの処普段の食事が取れず点滴で栄養を取っている」と明かしていた。
1月12日には「お陰様で何とか97歳の誕生日に舞台に立てました」と関東大震災で父親と生き別れたことを思いつつ「そんなんでも97年間生き抜く事できました」とツイートしており、俳優の山西惇や笹野高史からも「お誕生日おめでとうございます」、「あー、肖りたい肖りたい!」とコメントが寄せられていたものだ。内海さんのプロフィールには1922年9月12日生まれとあるが、出生届のタイミングで戸籍上は1923年1月12日になっている。
内海桂子さんはウッチャンナンチャンやナイツの師匠として知られるが、