現地時間11日、ヘンリー王子・メーガン妃夫妻の伝記本『Finding Freedom』が世界同時発売された。王室レポーターのオミッド・スコービーさんとキャロリン・デュランドさんによって書かれた同著では、ヘンリー王子夫妻とロイヤルファミリーとの確執が浮き彫りになっているという。発売と同時に、英国各紙が続々とその内容の一部を紹介している。
発売前から大きな話題を呼んできたヘンリー王子(35)とメーガン妃(39)夫妻の伝記本『Finding Freedom』が英時間11日、書店の棚に並んだ。発売と同時に『The Sun』『Mirror』をはじめとする英国のタブロイド紙が内容の一部を紹介し、最も注目すべき著者の主張10点について伝えた。
■ゆくゆくは王位を継ぐことになるウィリアム王子のスタッフは、王室を守るために全てにおいてウィリアム王子に花をもたせたかった。そのためヘンリー王子は、ウィリアム王子のスタッフに裏切られたように感じていた。
■アーチーくん(1)が生まれた後、メーガン妃は周囲の人々から“全てお膳立てされた状態の赤ちゃん”に奉仕することを望まれているように感じていた。人々は全てにおいて王室のしきたり通りに進めさせたかったが、メーガン妃は王室継承順位の低いアーチーくんの洗礼式などはお膳立てされたものではなく、極力プライベートなものにしたかった。
■アーチーくんの規則正しい睡眠習慣のため、最初の子守りを雇った。しかし勤務態度が“専門的でなく無責任”であったため、2日目の夜の勤務中に解雇した。
■エリザベス女王はメーガン妃を大変気に入り、ロイヤル・マスタークラス(王室の特別授業)を受けさせていた。女王は「彼女は非常に賢く、何が必要であるかを理解するのが上手でした」と言ったことが報じられた。
■最後の王室公務の前、メーガン妃は家族のように仲良くなったスタッフに別れを告げ「こんなこと信じられない」と言って泣いた。