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writer : ac

【海外発!Breaking News】薬物による幻覚で自ら眼球をえぐり取った女性 2年半後に義眼を入れ「ずっとこの日を待っていた」(米)

苦しみながらも一歩一歩前に進んできたケイリーさんは「コーヒーくらいなら自分で作れるし、フライパンで卵をひっくり返すのもできるんですよ。ピアノやギターにも挑戦しているし、もうすぐ盲導犬がやってくる予定です」と明かす。今は自立するために視覚障害者の教育を行う学校に通っており、かなりの数の点字を学び、簡単な料理や洗濯、ベッドメイキングからペットの世話まで自分でこなしているそうだ。

さらに今月5日、ケイリーさんは同州グリーンビルにある「ゴリンズ・クリニック(Gorrin’s Clinic)」で初めて義眼を入れ、「これで外見だけは、普通に見えるようになったかしら!」と喜びを露わにした。ケイリーさんは知り合って5年になるボーイフレンドのアレックス・ジョージさん(42)と一緒にレストランでお祝いをしたそうで、その日のことをこのように振り返っている。

「あの日は眼球を失ってから初めて化粧をし、彼と初デートしたレストランに行ったのです。FaceTimeで話をした母は『あなたの新しい人生のチャプターが始まったのね』と言って、涙を流して喜んでくれました。私にとって本当に特別な一日になったのです。」

知り合って5年になるアレックスさんと(画像は『Metro 2020年8月9日付「Woman who gouged out her eyes on drugs has prosthetic eyeballs fitted」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット)

一方でケイリーさんが義眼を入れた瞬間に立ち会ったアレックスさんは、こう述べている。

「あの時はまるで心が溶けてしまったような、そんな気持ちでしたよ。彼女が義眼を入れようが入れまいが、彼女は彼女。私は気にはしませんが、ケイリーはずっとあの日を待っていたのです。だからケイリーの幸せそうな顔を見ていたら、本当に嬉しくてね。いつも前向きで元気な彼女だけど、最高に素敵でしたよ。」

ちなみにケイリーさんは今後、高校の卒業資格を得てから短期大学士を取得する予定とのことだ。

「2年半の道のりは長かったけど、志を高く持って頑張るつもりです。そしていつか、私の経験を本にしようと思っています。」

画像は『Metro 2020年8月9日付「Woman who gouged out her eyes on drugs has prosthetic eyeballs fitted」(Picture: SWNS)』『Mirror 2020年8月9日付「Woman who gouged her eyes out after taking meth shares joy at getting prosthetic eyeballs」(Image: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

自分で眼球をえぐり取り入院したケイリーさん(画像は『Mirror 2020年8月9日付「Woman who gouged her eyes out after taking meth shares joy at getting prosthetic eyeballs」(Image: SWNS)』のスクリーンショット

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