悪い行いをした直後に災いがすぐに降りかかることを「インスタント・カルマ(即座の因果応報)」と呼ぶが、このほどアメリカで知人男性の車に火を放った女が自分も顔に火傷を負ってしまった。『WJAX-TV』『FOX 2 Detroit』などが伝えている。
米ミシガン州マコーム郡ユニオン・レイク・ロードにある駐車場で今月22日午前8時頃、黒いジープが燃えていると通報があり、マコーム郡保安官事務所の保安官と消防隊が駆けつける事態となった。
ジープは何者かによって火を放たれたようだが、マコーム郡保安官事務所は目撃情報や目撃者が撮影した動画をもとに犯人を割り出し、シドニー・パルハム(Sydney Parham、26)という女を逮捕した。
付近の住民によって撮影された動画には、黒いパーカーのフードを深く被ってマスクをしたシドニーが、ジープの後部座席の窓からガソリンらしきものを車内に注ぐ様子が捉えられていた。
そしてシドニーが多目的ライターを着火させた瞬間、大きな爆発音とともに炎が彼女を襲った。シドニーは爆風の勢いで地面に倒れるも、その後慌てた様子で這ったまま逃走した。
撮影者もあまりの爆発音の大きさに驚いたのか、