自宅からほど近い民家に放火した男は、地元の消防署でボランティア消防士として活動していた人物だった。昨年12月に米ペンシルベニア州で起こった事件を『abc13 News』『KXXV』などが伝えている。
米ペンシルベニア州マンホールで昨年12月、地元消防署でボランティア消防士として活動していた男が2軒の民家に放火するという事件が発生した。
12月10日の午前3時前、自宅リビングのソファーで眠っていた住民女性は突然濃い煙と炎があがっていることに気付いて目を覚まし、通報した。駆けつけた警察と消防署が女性に話を聞いていた時、別の住民男性も「1週間前にウチも玄関先に火をつけられた」と明かし、警察は2件の火災を意図的な放火事件として捜査を開始した。
放火があった地域の監視カメラを見た捜査員らは、容疑者らしき男の姿を確認した。男はボランティア消防士のライアン・ラーブハム(19歳)で、12月3日と10日に自宅からさほど離れていない民家の玄関先に放火した後、何食わぬ顔で消防署に出入りしていたことが分かった。
警察の調べに対し、ライアンは「10日は自宅でずっとビデオゲームをしていた」と供述。しかし捜査員が、監視カメラの映像の件を持ち出すと「ガールフレンドに会いに行くために家を出た」と話を変えたが、