大きな農場でよく見かける穀物などを貯蔵するサイロ。ほとんどが円筒状の形をしており、500トンから1500トンもの穀物を貯蔵することができるほど大きなものもあるようだ。このほどアメリカで、サイロの上部にある詰込口から内部に転落してしまった女性が貯蔵されていたヒマワリの種に埋もれて亡くなるという痛ましい事故が起きた。『Knewz』『The Sun』などが伝えている。
米ノースダコタ州スタッツマン郡モントピリア在住のロリ・ケイ・メッツさん(Lori Kay Metz、56)が、今月10日に事故で亡くなった。彼女はこの日、同郡ピングリーにあるグリンツ農場で1台のトラックが積んできたヒマワリの種をサイロに貯蔵するのを手伝っていた。
ロリさんはサイロ上部の詰込口で作業をしていたが、足元がふらついて中に落ちてしまった。サイロ内部は貯蔵物を下から取り出す構造になっているため、転落したロイさんはまるでアリ地獄に落ちたように貯蔵されていたヒマワリの種の中に吸い込まれてしまった。
すぐに農場スタッフがサイロの側面に穴を開けてロリさんを救出しようとしたが、最終的に到着したレスキュー隊によって開けられた穴からロリさんを外に出すことができたようだ。しかし彼女は既に心肺停止の状態だったため、救急隊によって心肺蘇生が行われた。
だがロリさんは、