このほどフィリピンから、人は亡くなっても大事な相手に愛を伝えることができることを証明するような話題が届いた。10か月前に死去した父親からメールを受け取った娘は、父親がいかに母親を愛しているかを知ったという。『The Sun』『India.com』などが伝えている。
フィリピンのマニラに住むアリッサ・メンドーサさん(Alyssa Mendoza)が今月9日、Facebookに投稿した亡くなった父親からのメールについて綴った内容が人々の涙を誘っている。
アリッサさんの父親のビングさん(Bing)は昨年に慢性腎臓病でこの世を去ったが、それから10か月後に亡くなったはずのビングさんから電子メールが届いた。アリッサさんは父親の死に対してまだ気持ちの整理ができていなかったのかメールを開くのを躊躇し、その2日後に開けたという。
メールを読んでアリッサさんは胸が熱くなった。そこにはビングさんの妻に対する溢れんばかりの愛のメッセージと、アリッサさんに対してのお願い事が書かれていた。
ビングさんは本来であれば、今年の6月10日に25周年の結婚記念日を夫婦で祝うはずだった。しかし死期を悟ったのか、生前にこのメールを結婚記念日目前にアリッサさんに届くようにセットしていたのである。
メールの冒頭には「アリッサ、このメールの指示を完璧にこなして欲しいんだ。パパは万が一、正気じゃなくなったりこの世にいなくなってしまった時のことを考えて、このメールをアリッサに送ることにしたよ。そうならないことを祈ってるけどね」と綴られていた。
さらにビングさんは、