イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】故プリンスのタイムリーな直筆メッセージが公開 「この世に“不寛容さ”ほど醜いものはない」

天才アーティスト、故プリンスの誕生日だった6月7日。存命であれば62回目の誕生日を迎えるはずだった彼のスペシャルデーを記念して「プリンス・エステート」が公式Instagramを更新、プリンスが遺した実にタイムリーな直筆メッセージを公開し、話題を集めている。

2016年4月に57歳の若さでこの世を去った天才エンターテイナーのプリンス。彼はこのところ世界を揺るがしている、ジョージ・フロイドさん殺害事件の現場となったミネソタ州ミネアポリスの出身だ。

プリンスの死後も引き続き彼の活動をプロモートしたり遺産などを管理している「プリンス・エステート」は、存命であれば62歳の誕生日を祝うはずであった彼を偲び、次のようなメッセージとともにプリンスの直筆メッセージをInstagramに公開した。

「プリンスは人種的不平等を声高に反対し、黒人の素晴らしさを称え、“互いへの愛”というメッセージを広げることに生涯を捧げていました。彼が個人的に記録していたノートには、今日の私達の心に響くメッセージが綴られていました。」

“#Love4OneAnother”“#Prince”とハッシュタグとともに公開された画像には、プリンスの直筆でこのように記されている。

「黒人、白人、アメリカ先住民、黄色人、男子、女子―この世に、互いへの“不寛容さ”ほど醜いものは存在しない。」

このメッセージは、警察組織による黒人に対する“不寛容さ”、また長年暗黙のうちに見逃されてきた人種差別によりジョージ・フロイドさんをはじめとするアフリカ系アメリカ人が次々と命を落としている事実を受け、

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