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writer : ac

【海外発!Breaking News】大人の手のひらに収まるほど小さかった6つ子、全員揃って高校を卒業(米)

米アラバマ州で2002年7月、大人の手のひらに収まってしまうほど小さな6つ子が誕生した。それから約18年を経た今年6月、6人は全員揃って高校を卒業した。『TODAY』『Legit.ng』などが伝えている。

米アラバマ州ジェファーソン郡バーミンガム在住のダイアモンドさん(45)とクリス・ハリスさん(46)との間に6つ子が誕生したのは、2002年7月8日のことだった。6つ子は男児4人と女児2人で、当時アメリカでは「国内で初めて生き抜いたアフリカンアメリカンの6つ子」として驚きを持って迎えられた。

5歳の連れ子がいたダイアモンドさんは、クリスさんと結婚して2年経っても子供ができず、6つ子は排卵誘発剤によって授かった。

ダイアモンドさんは妊娠時の初めての検診で医師から「双子ですよ」と言われたが、超音波検査で「5人いますね」と告げられて驚いたという。多胎児の妊娠は楽ではなく、ダイアモンドさんは肺に血栓ができて入院を強いられ、妊娠26週半での帝王切開となった。赤ちゃんは538グラムから793グラムの超低出生体重児で、医師には「誕生後数日は危険な状態が続くでしょう」と警告を受けた。

ダイアモンドさんは「分娩中、6人目が出てきたときはショックだったわ。名前は5人分しか考えていなかったの。それにみんな本当に小さくてね。一番心配したのはカレブ(Kaleb)だったわ。だって臓器や血管が透けて見えたのよ」と当時を振り返る。

超低出生体重児で産まれた6人(画像は『Internewscast 2020年6月12日付「First surviving set of African American sextuplets graduate from high school」(Facebook)』のスクリーンショット)

それでも10月末に6人全員が退院し、夫妻は子育てに追われた。「寝る暇がないくらい忙しかった」というダイアモンドさんは2003年、メディアのインタビューで「1日60枚のオムツが必要で、粉ミルクは1日2ケースがなくなったわ。ゴミ出しは1日5回、ランドリーは1週間に20回まわし、食費だけで1週間に1100ドル(約12万円)が飛んでいったわ」と明かしていた。

幼かった頃の6つ子(画像は『eaglesboss.com 2020年6月6日付「CHECKOUT THE ADORABLE PHOTOS OF SEXTUPLETS WHO GRADUATED SAME DAY」』のスクリーンショット)

そんな6つ子が今年の6月2日、全員揃って地元のセンター・ポイント高校を卒業した。

6人全員が州内での進学を決めているとのことで、

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