世界各国で外出制限が続く中、フィリピンのある若者達はビーチに行くことができずフラストレーションが溜まる一方だったようだ。自宅の一室に思い切って水を注ぎ込み、巨大なプールへと変えてしまったのだ。『The Weather Channel』『One News Page』などが伝えている。
平均気温が26~27度と年間を通して暖かいフィリピンだが、バタンガス州サンタ・テレシタ市では今月9日、気温が40度にものぼる猛暑となった。普段であれば海に入って涼むこともできるが、政府の外出制限が発令中とあってビーチは閉鎖中でプールも閉館している。
そのためこの日、同地域に住むジョセフ・ドレッド・ナバロさん(Joseph Dredd Navarro、23)はあるアイデアが閃き、従兄弟のインジェン・ドゥ・レオンさん(Injen De Leon)とダン・パナリガンさん(Dan Panaligan)に声をかけた。
ジョセフさん達は自宅の使用していない部屋を、プールに変えようと思い立ったのだ。まずは水が漏れないように部屋の内側にある隙間などを全て塞ぎ、窓に掛かっているカーテンも水に濡れないようにした。そして準備万端の部屋に窓の下まで大量に水を注ぎ込んだのだ。
水の深さは彼らの膝上ほどまであり、