海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】「不死身か試したい」屋根からジャンプしたゲーム依存の兄11歳と妹9歳が重傷(中国)

大怪我をしたことで「ゲームの世界は全てが嘘だった。人間は不死身ではない。人生は一度きりだから大切にしなくちゃ」と話しているという。

なお2人の母親は「子供たちは学校の成績もよく、これほどゲームに依存したことはなかった」と酷く憤慨しており、今月中旬になって「子供が依存してしまうようなゲームを配信する会社に責任がある」と中国IT大手のテンセント(騰訊)を相手に損害賠償を求める訴えを起こしている。両親は親戚から借金をしたり、クラウドファンディングで寄付金を集めて、多発骨折をした2人の手術代や数週間に及んだ入院費に充てていたようだ。

これに対しテンセントのスポークスマンは、2つのゲームの権利を所有していることは認めながらも「兄妹が訴えている描写のほとんどは“ミニワールド”からのもので、株式会社ミニワン・テクノロジー(Shenzhen Miniwan Technology Co., Ltd)が開発したものである。よって当社に責任はない」と述べており、損害賠償の支払いには応じない姿勢を見せている。

兄妹がはまったサンドボックスゲーム“ミニワールド(Mini World)”(画像は『Oddity Central 2020年5月18日付「Family Sues Video Game Company After Children Jump Off Building to Imitate Favorite Mobile Game」(Photo: Mini World)』のスクリーンショット)

ちなみにこのニュースには「これを会社の責任にするなんて馬鹿げている」「携帯電話をベビーシッター代わりにした親が悪い」「9歳と11歳で現実と仮想の世界の区別がつかないなんて、どうかしてる。親の教育がなってない」「携帯電話を買い与えたのは親だよね? なぜそれを会社のせいにするんだろう。ただ金が欲しいだけなんじゃないの?」といった両親を非難するコメントが多数あがっている。

画像は『The Sun 2020年5月14日付「NO GAME Video game addict, 11, and sister, 9, fight for life after jumping off 50ft building ‘thinking they’d come back to life’」(Credit: AsiaWire)』『Oddity Central 2020年5月18日付「Family Sues Video Game Company After Children Jump Off Building to Imitate Favorite Mobile Game」(Photo: Mini World)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

兄妹が飛び降りた15メートルの高さの屋根(画像は『The Sun 2020年5月14日付「NO GAME Video game addict, 11, and sister, 9, fight for life after jumping off 50ft building ‘thinking they’d come back to life’」(Credit: AsiaWire)』のスクリーンショット)

1 2