米フロリダ州オーランドにあるアパートの敷地内で、過去3年間に3人の赤ちゃんが置き去りにされた。偶然では片づけられない出来事に、オーランド警察が赤ちゃんのDNA鑑定を行った結果、先月末に3人は血の繋がったきょうだいであることが判明した。『WESH 2 News』などが伝えている。
フロリダ州オーランドで最初に赤ちゃんが発見されたのは2016年のことで、2人目が2017年、3人目は2019年7月でいずれも「ウィロー・キー・アパートメント(Willow Key Apartments)」の敷地内に置き去りにされていた。3年間に同じアパートの敷地内で3人の赤ちゃんが放置されるという前代未聞の事件に住民には衝撃が走り、オーランド警察も調査を開始した。そしてDNA鑑定の結果、3人は同じ父母の子供であることが判明したのだった。
昨年7月に3人目の赤ちゃんを発見した女性は、『KMOV4』のインタビューに「部屋で朝食をとっていたら、赤ちゃんの泣き声がした。玄関の戸を開けたらTシャツにくるまれた赤ちゃんが放置されていた」と語っており、次のようなメモが残されていたことを明かしている。
「昨日(2019年7月19日)午後5時45分にこの子は産まれた。1人でトイレで産んだ。この男児の父親は私たちを殺そうとしていた。どうかこのことは内緒にして欲しい。そして彼を病院に連れて行って。父親はとても危険な男よ。ごめんなさい。この子をできるだけきれいに洗って、お乳を飲ませたわ。」
2人目の赤ちゃんは2017年に敷地内のクラブハウスの廊下で発見されており、