映画『AI崩壊』(公開中)の初日舞台挨拶が31日に都内にて開催され、主演の大沢たかおをはじめ、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、入江悠監督が登壇した。制作陣の気迫がすごかったという現場で、体を張ったシーンを乗り切った大沢だが、ある失敗談を明かして会場を沸かせた。
同映画は10年後の日本を舞台に、AIをテーマに入江悠監督がオリジナル脚本で描くサスペンス。国民の個人情報を掌握したAIが突如暴走し、人間の“生きる価値”を選別して殺戮を開始する。
主演の大沢たかおはAIの開発者にしてAIテロの容疑者となり、決死の逃亡を続ける「桐生浩介」を演じた。そのため「全般的に撮影期間2か月半、心休まらなかった」という大沢。高速道路のシーンは、名古屋の造りたての道を3日間借りて地元の人の車で渋滞を作ったという。大沢は体を張ったシーンが多く、桐生を追う刑事「奥瀬久美」役の広瀬アリスは、「大沢さんを(走って)追いかけたんですけど、本当に速くて…」と大沢に追いつけずにNGになったことも。それに対して大沢は「(広瀬は)バスケをやっていてとにかく速いんですよ。必死で逃げていたんですけど…」と互いに全速力で走り、見応えのあるシーンになったようだ。
一方で桐生の逃亡を助ける「西村悟」役の賀来賢人と、桐生を追い詰める天才捜査官「桜庭誠」役の岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)は走るシーンがなかったようで、