インドネシア西ジャワ州に暮らすアリヤ・ペルマナ君(13)は、10歳の時に体重が190キロを超え「世界一の肥満児」として一躍有名になった。その後ダイエットを開始したアリヤ君は11歳でスリーブ状胃切除術を受けていたが、このたび再びメディアに登場し3年半前とは見違えるほど引き締まった姿を披露した。なんと110キロの減量に成功したという。『The Jakarta Post』『AsiaOne』などが伝えた。
西ジャワ州カラワンの村に住むアリヤ・ペルマナ君がダイエットを始めたのは2016年、まだ10歳のことだった。5歳頃から1日4回~6回の高カロリーの食事を大量に摂取し始め、11歳になる頃には同年齢の男児6人分の体重とされる190キロを超え、最も重い時で193キロにまで達した。アリヤ君は次第に呼吸が困難になって通学さえできなくなり、医師から「このままでは死んでしまう」と宣告された。そして11歳だった2017年4月、アリヤ君はジャカルタにあるオムニ病院で巨大に膨れた胃袋を大幅に切除するスリーブ状胃切除術を受けた。
2018年5月のインタビューでは「甘いものの代わりに野菜や果物を摂るようにしているんだ。医師や看護師、栄養士などのアドバイス通りの健康的な生活を維持するよう心掛けて、学校にも通えるようになって嬉しいよ。体重も83キロ減ったよ」と話すなど、アリヤ君はダイエットが順調に進んでいることを明かしていた。
そして2020年1月、