12月はクリスマスの贈り物など各家庭で宅配物が届く機会も増えるが、北米では宅配業者が荷物を玄関先に置きっぱなしにすることも多く、それを何者かが持ち去ってしまう窃盗被害があとを絶たない。しかしこのほどアメリカで、荷物を盗んだ犯人が人間ではなく犬だったことが話題になっている。『New York Post』『ABC News』などが伝えた。
今月のこと、米オクラホマ州在住のデビー・ゴーインズさん(Debbie Goines)のもとに、カリフォルニア州に住む義理の姉妹からクリスマスプレゼントが宅配便で届く予定だった。そのプレゼントを楽しみに待っていたデビーさんだったが、荷物が到着する頃になっても届く気配がなかった。
デビーさんは「風が運んで行ってしまったんでしょう」と自分に言い聞かせてクリスマスプレゼントをいったんは諦めたが、念のためにドアに設置した防犯カメラを確認してみた。
するとそこには、玄関前で荷物を持ち去る“泥棒”がハッキリと映っていた。“泥棒”の正体は人ではなく犬。さらによく見るとその犬は近所の人が飼っている犬の“マックス”だった。
映像にはマックスがデビーさん宅の玄関前で荷物を口にくわえ、慎重に運び去る姿があった。荷物を持ち去るマックスの後ろ姿は尾が上を向いており、