NICUは今までにない忙しさなのだという。
カイラさんは「12組の両親はお互いに支えあい、院内のファミリーサポートのイベントにも積極的に参加して絆を深めています。こんな機会は滅多にないことで、双子の家族だけでなく病院のスタッフにとっても素晴らしい経験となっています」と興奮気味に明かした。
一方で両親の反応も様々なようで、11月5日に双子が誕生したホイットニー・ライリーズさんは『Good Morning America』のインタビューに次のように語っている。
「現在入院中の双子の中でも、私たちの子供たちの誕生は比較的早いほうでした。その後あれよあれよという間に7組になり、すぐに12組になりました。子供たちは感謝祭も病院で過ごさなければならず、同じ双子を持つ両親とは院内で情報交換をしたり悩みを共有しています。もちろん退院してからも連絡を取り合う予定でいます。」
またジェナ・ウィリアムズさん(Jena Williams)は、このように述べている。
「自宅から病院までは1時間以上かかるので、現在は市内の家族の家に身を寄せています。本来の出産予定日まではあと11週間あるので、双子たちはそれまでは入院することになるでしょう。NICUのスタッフや看護師は多忙にもかかわらず、早産で精神的に不安定になっていた私たちをしっかりと支えてくれました。病院のサポートのおかげで何とかやってこられたのです。」
同病院では本来の出産予定日までに双子が退院できるようにケアを続けているとのことで、12組の中にはクリスマスまでに退院予定の双子もいるとのことだ。
画像は『KSHB 41 Action News 2019年11月29日付「Baby boom: St. Luke’s welcomes 12 sets of twins, most in hospital’s history」(Photo by: Photos courtesy of Helen Ransom with Faces You Love Photography)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)