掃除の手間が省けるとして人気のロボット掃除機だが、ペットの糞を引きずったまま家中を掃除してしまうなどまれに問題を起こすことがある。このほどアメリカで、ロボット掃除機にまるで尻尾を噛まれたかのように吸い込まれてしまった犬がいた。『New York Post』『KSDK.com』などが伝えている。
米ミズーリ州ボールウィンに住むメーガン・デュナバントさん(Megan Dunavant、34)は今月22日の昼下がり、生まれたばかりの赤ちゃんの世話をしながらロボット掃除機を稼働させていた。メーガンさんが所有しているロボット掃除機は「bObsweep」社製の商品名“ボブ”というペットの毛を綺麗に吸い取ることに特化したものだった。
メーガンさんは“ストンウォール”という名の雌のシーズー犬を飼っていることから、ボブはとても重宝していたようだ。しかしこの日のボブは部屋中を綺麗にしている際にストンウォールのそばまでやって来て、そのままフサフサした尻尾を吸い始めてしまったのだ。
驚いたストンウォールは床を転がりながらボブに抵抗した。しかし体重6.5キロほどしかないストンウォールはなかなかボブから逃れることができず、しかもボブはさらに吸い込もうとした。この騒ぎに気付いたメーガンさんはボブの電源を切ったものの、ストンウォールの尻尾が絡まってしまってどうすることもできなかった。メーガンさんは赤ちゃんを放って誰かに助けを呼ぶこともできず、