浅野忠信が11月3日、SNSに「ありがとう!(^o^)!憎たらしい役!」と投稿した。彼はこの日放送されたNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第41回「おれについてこい!」に大物政治家・川島正次郎役で出演しており、手応えを感じたようである。視聴者からは「いやほんとムカつくくらい憎たらしかったです! 来週も楽しみです」、「いやほんと、素晴らしく政治家らしくイヤな感じで感服しました」など多くのコメントが寄せられているが、いったい「憎たらしい役」をどのように演じたのか。
第41回「おれについてこい!」は、不祥事で問題になった徳井義実の登場シーンを最小限に編集してオンエアされた。その徳井演じる女子バレーボール実業団・日紡貝塚の監督“鬼の大松”こと大松博文が、主将の“ウマ”こと河西昌枝(安藤サクラ)をはじめ選手たちをまさに鬼のようにシゴく場面は見どころの1つだった。彼女たちがやがて“東洋の魔女”と呼ばれるようになるのだから、今後の展開が楽しみだ。
一方で主人公・田畑政治(阿部サダヲ)と、東京オリンピック開催決定に乗じて現れた初のオリンピック担当大臣・川島正次郎をはじめとする政治家たちの反目が描かれた。
政界に長きにわたり君臨して「寝業の川島」と呼ばれる自民党幹事長・川島正次郎に向かって、忖度知らずなキャラクターの田畑政治がもの申すところはクライマックスと言えるだろう。
嘉納治五郎(役所広司)の意志を継いで田畑政治が東京オリンピック開催に尽力し、