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writer : maki

【エンタがビタミン♪】『あな番』結末は“AI社会”への警鐘か? 最終話に向け横浜流星演じる二階堂が豹変

「黒島沙和」が出てきた。これまでもAIが推理した人物は殺人事件に関わっているだけに信頼性は高い。

AIが「黒島沙和」を推理したことは翔太や黒島本人も知ることとなり、それぞれの胸中は複雑だ。やがて黒島が犯人だと思いたくない二階堂と、妻の菜奈を殺した真犯人を突き止めるために手段を選ばぬ翔太との間に不協和音が生まれる。第19話のラストシーンで二階堂が翔太の首を絞めあげたのは、そうした葛藤の末にとった行動なのではないか。

番組公式Twitterが公開した最終回予告動画では、翔太と黒島が手足を縛られて監禁され何かを点滴されていた。そこに現れた二階堂は冷酷な表情で「僕が殺したんですよ…」と口にするのだ。

視聴者からは「来週が最終回だなんて寂しいです 犯人黒幕は、誰なのか一番気になりますが来週の放送楽しみにしてます」と反響があり、「どーやんが犯人だとネタバレ過ぎるし 翔太くんか黒島ちゃん、どちらかが、どーやんの指示に従って演技!? それとも黒幕!?」、「予告はうまく抜粋するだけだから どーやんは殺してはいない 黒島を庇っての発言ならアリエル」など推理が飛び交っている。

果たしてAIが叩き出した通り「黒島沙和」が真犯人なのか、それとも翔太や二階堂が他の人物を疑い罠を仕掛けたのか。最後はAIと人間による推理対決の様相を呈してきた。

真犯人が「黒島沙和」でなく人間の推理が正しいという結末ならば、本作にはスマートスピーカーなど生活空間にもAIが入り込む世の中にあって、AIを過信してはいけないという警鐘が込められているのかもしれない。

画像2枚目は『【公式】あなたの番です 2019年9月1日付Instagram「翔太とどーやんが一緒におひるね中」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

横浜流星と田中圭が撮影の合間にお昼寝(画像は『【公式】あなたの番です 2019年9月1日付Instagram「翔太とどーやんが一緒におひるね中」』のスクリーンショット)

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