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writer : ac

【海外発!Breaking News】セスナ機の初飛行訓練で教官が失神 管制官の指示で無事着陸した男性(豪)

マックスさんは管制官からウイング・レベルを保つこと、スピード、高度、着陸の仕方などの指示を受け、上空を何度か旋回した後に西オーストラリア州パースから南に20キロほどのジャンダコット空港に無事着陸したのだ。

マックスさんは管制官に感謝し、「実はこれまでに2度、飛行訓練を受けたことがあるんだ。でも今回は機種も違うし、自分で飛行機を着陸させたことは初めてだった。もしまた同じようなことが起きたらと思うとちょっと怖いけど、飛行機の操縦は続けるよ」と語ると、このように続けた。

「無事着陸できたのは、きちんと宿題をこなしていたからだと思うよ。パイロットになりたくて学んできた生徒が、教えられた通りに空を飛んだだけさ。コックピットに入る前にも本を読んで復習したんだ。これまできちんと学んできた甲斐があったということだね。もし怠けていたら、今の自分はいないだろうね。」

フライイング・スクールのオーナーであるチャック・マケルウィーさんは、「28年間この仕事をしているけど、こんなことは初めてだよ。とにかく何事もなく本当に良かった」とホッとした様子で語っている。

ちなみにこのニュースには、「自分はパイロットになって35年になる。彼は本当によくやった」「日ごろの勉強、そして何よりも冷静だったのが良かったんだと思う」「会話を聞いたけど、管制官の指示が実に的確だった。お見事」などといったコメントが寄せられている。

なお、機内で失神したロバートさんは病院に搬送されており、重体ではあるものの容態は安定しているとのことだ。

画像は『Max Sylvester 2019年7月26日付Instagram「The Pilot selfie.」』『ABC News 2019年9月2日付「Emergency landing pilot Max Sylvester says ‘study’ saved his life after instructor collapsed」(ABC News: Briana Shepherd)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

マックスさんが操縦していたセスナ機(画像は『ABC News 2019年9月2日付「Emergency landing pilot Max Sylvester says ‘study’ saved his life after instructor collapsed」(ABC News: Briana Shepherd)』のスクリーンショット)

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