メキシコのあるマンションのベランダから、23歳の女性が約25メートル下の舗道に転落した。女性は一命を取り留めたものの、非常に極端な状況下でヨガをしていたことが明らかになっている。メキシコメディア『El Universal』などが伝えた。
今月25日の午後1時10分頃、ヌエボ・レオン州サン・ペドロ在住のアレクサ・テラザス・ロペスさん(Alexa Terrazas Lopez、23)がマンションの6階ベランダから転落した。アレクサさんは当時、ベランダに設置されたガラスパネルの手すりの外側に身体を出し、逆さまになって腰でバランスを取るという極めて危険なヨガを行っていた。『The Sun』によると、SNSで拡散しているヨガの写真はアレクサさんが落下する直前の様子を友人が撮影したものだという。
アレクサさんは両脚、両手、腰、頭など110か所を骨折しており、足首や膝の再建手術には11時間が費やされた。しかし容態は深刻で、今後2週間は薬によって昏睡状態に置かれ、再び歩けるようになるには3年を要するだろうということだ。
ベランダで危険なヨガを行っているアレクサさんの姿は度々目撃されており、マンションの手すりには構造的な問題がなかったことから地元当局はアレクサさんがバランスを崩して転落した‟事故である”と結論付けている。
アレクサさんは同州モンテレイ工科大学で健康や栄養について学んでおり、