このほどオーストラリアで、スキンダイビングをしていたダイバーに突然マンタ(オニイトマキエイ)が近づいてきた。その光景を目撃した人達は、マンタが刺さっていた釣り針を取り除いて欲しかったため、助けを求めて近づいてきたと話している。『Mirror』『CNN』などが伝えた。
英テレビ局のアナウンサーで海洋生物学者でもあるモンティ・ホールズさん(Monty Halls)が6月26日、オーストラリアの西海岸にあるニンガルーリーフで撮影したマンタの映像をFacebookに投稿した。
映像には水中写真家のジェイク・ウィルソンさん(Jake Wilton)率いる数名のダイバーが泳ぐ中、横幅が3メートル以上はあるとみられるマンタが近寄ってくる様子が捉えられていた。マンタは比較的おとなしい性質だが、あまりの大きさに慣れていない人であれば近くに寄って来た際にパニックになることもあるほどだ。
その日、ジェイクさん達に近づいて来たマンタはよく見ると右目の下に大きな釣り針が刺さっていた。このマンタは地元ダイバーらが親しみを込めて“フレックルズ(Freckles)”と呼んでおり、ジェイクさんはその釣り針を外すことを試みた。
30歳ほどと見られるフレックルズは決してジャックさん達のそばを離れようとはせず、