現地時間26日、性的マイノリティであるホームレスの若者を支援する団体「Albert Kennedy Trust」(akt)を訪問した英王室ウィリアム王子。LGBTQコミュニティへの理解やサポートを示しながら自身の子供達のセクシュアリティについても言及し、彼らが同性愛者だったとしても「もちろん、まったく何の問題もありません」と語り注目を集めた。
英国では若者ホームレス約15万人のうち、およそ4分の1が性的マイノリティだと言われている。性的指向に理解を示してもらえず家族から拒絶あるいは勘当されたり、虐待を受けたりして行き場を失うケースが多いという。
ウィリアム王子が26日に訪ねたのは、そんな社会的弱者である若者ホームレスのサポートに尽力する団体「Albert Kennedy Trust」(akt)だ。1989年にマンチェスターで創設された同団体の開設30周年を記念し、このたびロンドンのイーストエンド、ホクストンに新たなセンターがオープンし、ウィリアム王子がそのオープニングイベントに出席した。
LGBTQコミュニティへの理解をより深めようと、ウィリアム王子は職員や施設利用者らと積極的に交流を図ったのだが、そこである1人の若者がこんな質問を王子に投げかけた。
「ご自身の3人のお子さんのうち誰かが同性愛者だとわかったら、王子はどのようなリアクションを取られますか?」
長男ジョージ王子(5)を筆頭に、長女シャーロット王女(4)、次男ルイ王子(1)と3児の父親であるウィリアム王子は、