writer : tinsight-takazawa

洗濯を通した“母親の愛情”と“娘の成長”にじんわり 18歳までの「6500日」を動画で描く

今年の「母の日」は5月12日だ。その母の日を前に、ある動画が公開された。娘の洗濯物を通して娘の成長を追う、母親の愛情が感じられるスペシャルムービーである。いつもは言えない感謝の言葉を母親に伝えてみては?―そんな風に考えるきっかけになればと制作された動画だという。

花王ニュービーズが5月9日に公開したスペシャルムービー『最愛の6500日』。この動画は、ある母と娘の“6500日間”を描き出しているが、6500日という日数は娘が誕生してから18歳になり独り立ちするまでの「母親と暮らした日数」を指している。

一見なんの変哲もなく常日頃、洗濯をしている母親だが、実は娘の成長とともに洗う物がどんどん変わってくる。それをシンガーソングライター・さとうもかが書き下ろした楽曲にのせて、日数とともに紹介していく。

赤ちゃんを抱っこした母親がまず「はじめての日。よだれかけを洗った」とウサギのよだれかけを手にして語る。「31日目 ちっちゃな靴下を洗った」。大人の靴下の隣に干してある小さなピンクのボーダーの靴下が可愛らしい。

「31日目 ちっちゃな靴下を洗った」

まだ2歳に満たない「650日目 なかよしのぬいぐるみを洗った」とウサギのぬいぐるみを干す母親。「1035日目 スモッグを洗った」「1500日目 お遊戯会の衣装を洗った」。幼稚園でお遊戯をするほど成長してきた娘。そして「1770日目 入学式の制服を洗った」「1950日目 自分で名前を書いた上履きを洗った」と娘は小学校に入学する。ときには「2233日目 あ、テスト発見」とポケットから採点済みのテスト用紙を見つけたり、「3520日目 風邪で寝込んだ日のパジャマ」と体調を崩すこともあった。

「1500日目 お遊戯会の衣装を洗った」

やがて娘は中学に入り「4650日目 部活のユニフォーム」と背番号6のタンクトップでスポーツに励むようになり、

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