3月22日には調査報告の会見を行う。
株式会社AKSの運営責任者兼取締役・松村匠氏が「事件そのものへのメンバーの関与はなかったとの判断がなされました」と報告したことを受けて、山口がリアルタイムに「なんで嘘ばかりつくんでしょうか。本当に悲しい…」とツイートで反論した。
第三者委員会の調査報告により不信感が拭われることはなく、NGT48の活動はラジオ番組が休止になるなど活動は縮小するばかりで、9月に新潟で開かれる国民文化祭のスペシャルサポーターの契約も保留になる。
事態を受けて、花角新潟県知事は「一刻も早く正常な状態に戻って、また彼女たちが活躍してほしい、そう願っている」とコメントした。
そんななかNGT48の再スタートが発表され、これまで「チームNIII」「チームG」「研究生」により進めてきたチーム制を解体、チームに在籍していた20人が「1期生」として活動するという。
『news zero』が「再スタート」について街頭インタビューしたところ、AKBファンの青年は「ファンとかは納得しないと思う。お互いチームごとの良さがあるので、それがまとまっちゃうと面白みがなくなっちゃうんじゃないか」、フリーターの25歳女性は「チーム制がないとバラバラになっちゃうんじゃないですかね」と案じていた。
現行チーム制最後となる「NGT48チームNIII チームG千秋楽公演」は4月21日に新潟・NGT48劇場でそれぞれ行う予定だが、山口真帆を含め出演メンバーは未だ決まっていない。
『news zero』による報道はそのような内容で、NGT48暴行事件とそれを巡る問題を分かりやすくまとめていた。
ただ、運営が「チーム制度変更」「再スタート」を打ち出して視点をずらそうとしているように思える点は、憶測の域なのでさすがに追及しなかったようだ。
山口真帆が暴行事件について「メンバーの関与を示唆」しているのだから真相を明らかにすべきで、「チーム制度の変更」や「再スタート」しても何ら解決しないのではないか。この件については「文春砲」も動いているようだが、それよりも先にAKSが真相を究明して不信感を取り除くことが望まれる。
画像2枚目は『official_NGT48 2018年10月30日付Instagram「今日のチームG「逆上がり」公演は、ハロウィン公演第1夜として開催されました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)